駄菓子屋探索 #004・KUME
#004 KUME
所在地:東京都荒川区東日暮里5-20-5
あらかわ遊園を後に、日暮里駅方面に戻った。
続いては「日暮里南公園」前にある、KUMEという駄菓子屋に向かう。
ちなみに、日暮里南公園というのは、「紙芝居終焉の地」と言われているらしい。
商業的に紙芝居屋が最後まで来ていた場所らしい。
あいにくそれがいつなのかは未確認(ちなみに、2000年以降も来ていたらしい)。
さて、駄菓子屋KUMEであるが、他の多くの駄菓子屋が古い木造建築を店舗としているが、ここは上に住居がある鉄筋造りの店舗となっている。
店名もアルファベットで「KUME」である。
しかし、中身は根っからの旧来スタイルの駄菓子屋である。
以前、テレビ東京の「出没!アド街ック天国」の日暮里BEST30の第9位で紹介されたらしい。
店舗内部の半分がゲームコーナーになっている。
ゲーム内容は90年代の格闘系のテレビゲームだったりする。
ゲームセンター等で流行ったやつだ。料金は20円。
時期的な省エネのためなのか、子供が遊んでいないときは電源が落としてある。
(写真は70年代少年倶楽部Jr.1号)
店の前には見たことはないが、70年代当時頃と思われる駄菓子屋ゲームもあった。
また、この店の特徴として、自家製のおでんがある。
大きな鍋にグツグツと煮えている。
駄菓子屋で出てくる、お菓子以外の食べ物となると、冬はおでん、夏はかき氷というのが定番の様に思える。
コンビニで従業員が決められた割合で薄めたスープで似ているおでんとはやはり有難味が違う。
玉子とイカ天を食した。
駄菓子の品揃えは普通と言った感じだが、今風にカラフルな陳列棚だった。
ゲーム機が往時を思いださせる、そんな店だった。
【地図】