給食食事会

 2012年1月14日に70年代少年倶楽部発足会を兼ねて、当倶楽部の第一弾企画として「給食食事会」を開催しました。場所は台東区元浅草にある、「給食当番」という店です。


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扉の向こうは懐かしき教室


 当日は7名の参加で開催しました。店にたどり着くとピンクの給食割烹着を着た女性が出迎えてくれます。一方、男性店員はオレンジ色の割烹着に何故だかキャップをかぶっています。予約をしていたため、店の外階段を通って2階の部屋へと通されました。その部屋には引き戸の扉があって、その入り口の上には「5年2組」というプレートが掲げられています。その扉を開けると、そこは小さいながらも、かつての教室の雰囲気が再現されていました。
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 メニューは単品でもありますが、予約を入れていましたので、この日のオーダーは給食コースです。メインの給食は2種類あって、ソフト麺のミートソースにミルメイク付きの牛乳か、揚げパンとカレーシチューのどちらかが選べます。ちなみに揚げパンは味付けでさらに5種類から選ぶことが出来ますし、別に土産としてテイクアウトすることもできます。とりあえず、この給食メニューのどちらにするかは、給食当番が別にいるので、「日直」に聞き取りをお願いしました。

 給食とは言うものの、飲み物が牛乳だけとはいかないでしょう。アルコールも別料金でオーダー出来ますし、飲み放題の設定もあります。しかしながら、給食にアルコールの飲み放題という組み合わせには、トッチャン坊やみたいな違和感があるので、ドリンクは単品でのオーダーとしました。それにしても、ちょっと風変わりなオリジナルカクテルがいろいろとあります。これには冷凍みかんが入っています。

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コース料理次々登場!!


 しばらくすると、コース最初の料理となる「春雨サラダ」が出てきました。揃って合掌、「いただきます」。何だか変なお悔やみの会みたいになっています(けど、笑顔?!)。
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 次々と割烹着の店員さんが料理を出してくるのですが、何だこの違和感は?。「温かい」。そうです、ここで食べる料理は当然ですが、温かいのです。よって旨い。給食って、時間に合わせて作ってくれていても、子どもたちの配膳の安全性やその時間のために、熱々とはいかなかったもので、改めて本来の料理の味を堪能した感じがしました。
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 そこに個人的にはお待ちかねの「鯨の竜田揚げ」が登場。思ったよりも柔らかい。けど、温かいことが、においを残していて、これは冷めていた方が食べやすいかな?、なんて欲が出てきてしまう。

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閑話休題、懐かし話


 さて、メンバーからの思い出話が飛び出してきます。当時は全国的に同じようなものだと思っていた学校給食も、いろいろと地域での違いがあったようです。例えば、「ミルメイク」ですが、東京では「知らない」という人の割合が高い気がします。当時は瓶牛乳に粉末を入れてコーヒー味などにしていたのですが、その後瓶牛乳がパック牛乳になった際に、粉末から濃縮された液状のものとなり、チューブからそれをストローの差し込み口を通じ、パックの中に投入するスタイルへと変化したことが、70年代の終わりから80年代に掛けてのタイミングで確認されています。

 70年代というのはちょうど米飯給食を本格的に展開していく転換点だったようです。大量に米を炊く設備が必要となるため、このあたりは地域差が結構あり、一般的に米どころと言われる地域での米飯給食の展開が早かったようです。各自に配られる弁当箱スタイルの容器があって、その容器のまま炊き上げているらしい、との参加者からのコメントがありました。

 話は給食からちょっとそれてしまいますが、当時の学校ネタで、季節柄「石炭ストーブ」の話題が出てきました。当時まだ木造校舎の小学校で石炭ストーブを使用していた話。石炭当番が朝石炭を取りに行き、先生が紙から火を着けて、次第に木材から石炭へと火を移していく。給食ではなく、弁当の日にはストーブで弁当を温めたりしていたそうです。

メイン料理で給食と再会


 ここでいよいよ、メインの給食登場。アルミ(アルマイト?)製のお盆にアルミ(同)製の容器での登場です。「あのー、先割れスプーンちょうだい」。ここはやっぱり、箸ではなく、先割れスプーンでしょう。

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 ミルメイクを入れる際は牛乳があふれないように、ちょっと牛乳を飲んでおくのがポイントでしたね。

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 てな具合に、楽しい給食食事会の時間はあっという間に終わってしまいました。会計を終え、店を出た途端のあるメンバーの一言。「一度の給食食事代がかつてのひと月分の給食費」。名言かも。

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